お口の健康を長く保つ秘訣
- 2022年11月12日
- 予防歯科・メンテナンス
こんにちは。
院長の千崎です。
このブログでは、お口の健康を長く維持するために私が大切だと思っていることを書き綴っていきたいと思います。
今回は
「お口の健康を長く保つ秘訣」
についてのお話です。
まず結論からいうと、「お口のメンテナンス」をきちんとしてあげることです。
逆に言うと、きちんとメンテナンスをしてあげていないと年齢とともに段々傷んでいきます。
お口は食べる・喋るなど毎日使っていますので、体の他の部分と同じように衰えてきます。その衰えをできるだけ緩やかにしてあげることがお口の健康を維持するうえで大切になります。
「お口の健康が健康寿命をのばす」
日本は世界でもトップレベルの長寿国ですが、近年問題になっているのが健康寿命についてです。
寿命は長くても、健康でないと意味はありません。健康で自立した生活を送ることができる「健康寿命」をいかに長くしてあげるかが重要です。⇒健康寿命については別の機会でお話しできたらと思います。
お口は「食べること」「噛むこと」「喋ることなど」脳や体の健康維持にとても重要な役割を担っています。
体が元気な若いうちは虫歯、歯周病などを多少放置しても大きな問題は起こらないかもしれませんが、時間がたつにつれ小さな問題が体に蓄積し、やがて健康寿命に大きな問題を引き起こしてくるのです。
中高年、約1000人を対象とした、「健康についてしておけばよかったと後悔していること」についての調査では歯に関することがトップになっています。
「仕事が忙しくてなかなか歯医者に通えない」「歯医者は嫌いだから行きたくなかった」など理由は様々だと思いますが、日本人の多くの人がお口に問題を抱えながらも、なかなか解決できないまま過ごしていることが分かります。
このような問題も、「痛くなくても歯科医院にメンテナンスに通う」ことをしていれば多くは防げていたのかもしれません。
人にとって「食べる」ということは生きるためだけではなく、人生を豊かにするための楽しみなことだと思います。からだの衰えとともに少しずつできなくなることが増えていくと思います。それに伴って楽しみも減っていくかもしれません。しかし、極端かもしれませんが食事は人生最後の日まで楽しむことが可能なことだと思います。
今までお口のメンテナンスを受けたことがないという方は、ぜひ受診されてみてはいかがでしょうか。
調査概要/gooリサーチとプレジデント編集部の共同調査により、「人生の振り返り」に関するアンケートを行った。2012年9月25日から27日まで実施し、55~74歳の男女1060人の回答を得た。男女比は約7:3。
次回はお口のメンテナンスって何なのかということをお話ししたいと思います。