ホワイトニングとは、ホワイトニング専用の薬剤を使用し、歯の変色を分解して自然な白さに近づける施術です。歯の変色の原因には様々あり、歯の着色や表面の汚れだけの場合クリーニングによって色調を改善することができますが、歯の内面まで変色している場合はクリーニングだけでは白くならないためホワイトニングがおすすめです。元々歯の色が黄色っぽい方もホワイトニングの効果によって理想の白さに近づけます。

症例

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医院で作成したマウスピースに低濃度薬剤を使って自宅で行うホワイトニングです。理想の歯の白さに近づけるのは、1日約2時間装着し2～3週間ほどかかります。オフィスホワイトニングに比べ低濃度薬剤を使用するため歯への刺激は弱いですが、白くなるのに時間がかかります。

ホームホワイトニングのメリット

• ご自身のペースで歯を白くできる
• 再着色しにくい
• 歯に対する刺激が弱い

ホームホワイトニングのデメリット

• 一度の装着では白くなりづらい
• 1日2時間、2～3週間続ける必要がある

費用

3.3万円(税込)

ウォーキングブリーチ（失活歯のホワイトニング）は、外傷や大きな虫歯などによって神経がなくなった歯（失活歯）が変色した場合に行うホワイトニング法です。
失活歯の変色は歯の内部に原因があるため、内側から原因を除去して白くするウォーキングブリーチは、歯の外側から白くするオフィスホワイトニングやホームホワイトニングよりもホワイトニング効果が高いことが大きな特長です。歯の中に高濃度の漂白剤を入れて、内側から歯を徐々に白くします。そのため、神経のある歯（生活歯）には使用できません。1～2週間ごとに内部の漂白剤を交換し、通常、数回の治療で大幅に色調を改善することができます。ウォーキングブリーチで十分に歯が白くなったら、内部の漂白剤を完全に取り除き、歯の裏側（前歯）や歯の噛む面（奥歯）の穴をプラスチック（レジン）等の詰め物で封鎖して治療が完了します。
リスク：歯の状態によってホワイトニングの効果が異なります。

費用

1歯：5.5万円（税込）

症例

二酸化ジルコニウムという素材で出来ています。人工ダイヤモンドとも呼ばれ、強度、審美性を兼ね備えています。ジルコニアはセラミックの一種ですが、従来のセラミックとの大きな違いは「強度が高い」ことです。従来のセラミックは歯科用の陶材で、審美性は高いですが、脆く割れやすいという欠点がありました。この強度の面での欠点を改善したものがジルコニアで、高い審美性と金属に負けない強度を持っています。

費用

1歯あたり8.8～11万円（税込）※場所によって費用が異なります。

症例

コンポジットレジンという素材で、セラミック粒子と合成樹脂で構成される複合プラスチックです。保険のプラスチックの詰め物との違いは、「精度」「審美性」「機能性」です。マイクロスコープという歯科用の顕微鏡を使って、「超精密」にかつ天然の歯牙により近くなるように修復しています。段差や隙間を限りなくなくして修復していますので、詰め物との境目から虫歯になることを防ぐことができます。また、比較的歯を削る量が少なくてすみますので、歯にとって優しい治療になります。修復する範囲が広い場合は、強度的に適応症が限られます。

症例

歯ぐきの中のメラニン細胞から作られるメラニン色素によって黒ずみが起こります。体質によってメラニン色素の量に違いがあります。また、喫煙習慣があるとメラニン色素が多く作られる傾向にあります。フェノールという薬剤を歯ぐきに塗布することでメラニン色素を脱色していきます。1週間に1回薬を塗布し、これを2～3回繰り返すと黒ずみが改善します。しばらくはこの状態を保つことができますが、メラニン細胞がなくなるわけではないので、時間とともに黒ずみが戻る場合があります。

費用

3.3万円（税込）

症例