倍率が2倍になると縦と横がそれぞれ2倍になるので情報量は4倍になります。3倍では9倍、最大30倍では900倍になります。拡大して見えることによって正確に精密に把握することができるようになります。
上の図は実際に歯の様子を見た写真です。拡大することでより歯の様子を詳しく把握できるので、肉眼ではとらえきれないような、虫歯などの問題を発見しやすくなります。しかし、拡大することによって視野は狭くなるので低倍率で全体の把握、高倍率で詳細部分の把握して適宜倍率を変化させながら処置をしていきます。
歯ではピンと来ないかもしれませんので、実際に実感しやすいものでマイクロスコープの見え方をご紹介します。